平成２８年（２０１６）６月豪雨で浸水被害を受け、地域の皆様より増強工事のご要望により各役所と折衝を重ね 防災に適った排水機場として今年９月に完成した野田排水機場の視察に伺いました。
もともとは豪雨災害より以前に老朽化による改修工事の要望を地域選出の髙島和男県議・田中誠一市議を 通じ地域の皆様が熊本市に要望しておられた最中、平成２８年６月の豪雨災害にて浸水、いよいよ着手が必要とのことで同年９月田中誠一市議同行のもと地域の皆様と共に熊本市を訪問、陳情いたしました。
ところが、当初この排水機場は「農業用水」を調整する施設であり、熊本市農水局の所管でありましたが、 地域の農業従事者人口の激減により「都市排水機場」に用途を変更し、再度陳情をスタートさせました。
工程途中に応急処置として仮設ポンプの設置等を行いながら今年（令和５年）９月工事完了となりました。
改修前と比較すると、最新鋭の自動運転ポンプが設置され、ポンプ機能は約１,５倍となりました。このことにより約７００世帯（１７００人）の地域住民の方々が防災面で安心して暮らせるようになります。
また、今後は道路のかさ上げにより更に安全性が確保できることとなります。※R５年～７年度中に地域の加勢川流域約2ｋｍのかさ上げ工事が実施されます。
12月16日帰熊に際し、地域役員の皆様立ち合いのもと視察をさせて頂き、皆様より身に余るお礼の言葉を賜りました。
半世紀にわたる議員活動をお支え頂いた皆様に多少なりとも恩返しができた思いであります。
現職からは退きましたが、今後も熊本の発展・地域の皆様のお役に立てるよう元気に活動して参ります。
ご要望等ございましたらご遠慮なくお申し付けください。
今年も残りわずかとなりましたが、皆様におかれましてはご自愛頂き佳き新年を迎えられますよう心よりご祈念申し上げます。
